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メールヘッダにローカルIP が表示されてキモチワルイ問題

うちの環境1)だと、送信メールはバックエンドの postfix からフロントの postfix にリレーされるので、どうしてもこういう履歴がフロントの postfix でメールヘッダに書かれてしまうんですね。

Received: from backend.postfix (unknown [192.168.ip.addr]) by mail.manimani.cc (Postfix) with ESMTP id xxxxxxxx for <to.addres@to.com>; Mon, 27 Mar 2017 15:12:15 +0900 (JST)

別にローカルIP とか記録されてても問題ないんですが、ちょっと美しくないのでこれを消します。

postfix の header_checks を使う

まず main.cf で header_checks を有効にします。

header_checks = regexp:/path/to/header_checks

その上で、こんな内容のファイルを /path/to/header_checks として用意します。

/\[127\.0\.0\.1\]/ IGNORE
/\[192\.168\.[0-9]{1,3}\.[0-9]{1,3}\]/ IGNORE

/regexp/ IGNORE と指定することで、マッチするヘッダ行は削除してくれます。便利。

忘れずに設定を反映してテストメールを送ります。

# systemctl restart postfix

うまいこと狙った “出したくない情報” が消えてれば上々です。