{{tag>virsh libvirt linux}}
# kvm ゲストの光学メディアを入れ替える

CD/DVD ……というか、ISOイメージを付け替えます。基本的に cdrom デバイスを持ってないとダメ。

```
    <disk type='file' device='cdrom'>
      <driver name='qemu' type='raw'/>
      <target dev='hda' bus='ide'/>
      <readonly/>
      <address type='drive' controller='0' bus='0' target='0' unit='0'/>
    </disk>
```

cdrom デバイスを持っていない場合は、まず [attach-disk](attach-disk "attach-disk") で cdrom デバイスを作るところからはじめます。

## CD/DVD ドライブにディスクをセットする的なオペレーション
```
change-media --domain <domain> --source </path/to/iso> --path <ゲスト側のデバイス名: hda> --insert
```

## CD/DVD ドライブからディスクを取り出す的なオペレーション
```
# change-media --domain <domain> --path <ゲスト側のデバイス名: hda> --eject
```

ゲスト側のデバイス名は `domblklist <domain>` とかで確認できます。
```
 # domblklist ruiko
Target     Source
------------------------------------------------
vda        /dev/vg/lv1
vdb        /dev/vg/lv2
hda        -
```

ちなみに `--update` なんて便利なオプションもあるみたい。

## ゲスト側のハナシ
思いっきり `hda` とか指定しているわりに、ゲスト側では `/dev/hda` がなかった…… kernel のバージョンなのか systemd だからなのかよくわからないけれど、適当に `/dev/` 下を眺めてみたら `/dev/cdrom -> sr0` なんて symlink がありました。

```
# mount /dev/cdrom /mnt/cdrom
```

で、マウントできました。